dimanche, décembre 05, 2004

       

schizo-phrenics

 私の家の壁に、天井に、確かにそこにある小型の装置。私が眠っているうちに、仕掛けは作動して、私を眠らせたまま侵入者は痕跡を僅かに残す。

 なぜか、私の家族は共謀している。それを動かしてテーブルの上に載せ、彼らにわかるようにしておくのはなぜなのか。私は問い詰める。家族はこたえに窮する。それはそれが真実であるからなのだ。

 私の統合崩壊、私の統合を取り戻すのには、適度の睡眠、適度の投薬、などというものでは、もうどうしようもないトイウコトに、誰ひとり気づいてくれないのだ。